マメリカ公歌
嗚呼、高貴なる豆よ
我ら口にするは畑より生まれし偉大なる
命を謳う栄養よ
明日のため友のため愛のため
何時如何なる時であれ
上記はマメリカ帝国の女帝「マメリカ=アンジー=トーリー3世」によって作詞・作曲・編曲が為された、国民的栄養讃歌の一節(より抜粋)である。
国土全土で栽培・研究が行われている「マメ」の可能性と、魅力、そして食事という文化が生命活動に与える喜びを交えた内容となっている。
冒険傭兵部隊サムライインフィニティ
参上、サムライインフィニティ
お尋ね者の捕獲、エフィルの討伐、紛争、狩り…etc
この世はこれでもかと言うだけの戦いに溢れている。
戦いひとつひとつには物語や意味が秘められていて、その勝敗には多くの命の明暗が掛かっている。
傭兵は不足がちな戦力を補うことで結果を覆す切り札としてこれまでも歴史に数多く手をかけてきた。
散漫のどうくつ(ほこら:シュライン)
悪魔の囁きで冒険者を集める「迷いの」ダンジョンのひとつ
「散漫の洞窟」/「散漫の祠」/「散漫のシュライン」は、呼ばれは異なるが同一のダンジョンである
山神を祀った洞窟内部に形成されることからその名で呼ばれている
失われた乗り物
眠れる空腹の怪物
とある冒険団が異界から持ち帰った設計図を片手に作り上げた乗り物《エアデル》。その構造は複雑を極め、組立の段階で予期しないエラーを生じさせていた。意思を持たない怪物が形成されつつあったのだ。
密かに胎動を大きく、呼吸をしていた化け物が暴れ出さなかったのは、幸か不幸か腹を空かせきっていたからだった。
乗り物はやがて完成し、同時に形作られた化け物も成長を終えて完全体となっていた。いよいよ出発の日を迎え、冒険団は待望の大空を抱えてどこまででも飛んでいける期待に満ちていた。荷物を積み込み、全員が乗船し、エネルギーも満タンまで充填された。
「テイクオフ」
街の民に見送られて、エアデルは浮上して大海原の上をゆっくりと飛び始めた。
しかしこの僅か数時間後、エアデルは無人島に墜落し豪火となって島共々消し飛んだ。
黒鉄色の羽根にご用心
疫病:炸裂症 が再流行しています。
旅人の皆さんは注意してください。