Atradium

CC-LICENSE BY-NC-SA クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
copyrights 2012 Atradium

ギルドチーム団

旅の道連れ・・・というよりも、

冒険の効率化と安全性、それから目的を達成させるためには、ひとりよりもふたり、ふたりよりもたくさんで行動したほうがずっといい。
あらゆる分野で先駆者として名を残したパロッツァロ氏が残した言葉だ。


氏の生きた時代にはまだ、いまのように大きな組織は存在しなかった。
誰もが個人で、あるいは友人、パートナー、それから家族程度の小さなコミュニティで行動していた。



現代になって、世界各地で組織は結成されるようになった。
お尋ね者を囚えたり、懸賞首のエフィルの駆逐、隠れた秘宝の探索等々、世界が広がるにつれて必要な人手も増えてきたことに由来する。

これら組織は大小ピンキリで、2名+助っ人メンバーという極めて小さなものも、総勢1000名以上が所属する大所帯まで存在する。
基本的に所属する人数と、行動の目的、スタンスによって名前が違う。
代表的なものは、同じ物事に興味を持ち、解明を目的とした数名程度の「チーム」、
異なる分野のスペシャリストを集め、共通した目的を達成させる十名程度の「団」、
各々が別の目的を持ち、相互に人手不足を解消しつつ冒険を進める大人数の「ギルド」。
ほとんどの組織は、村や街からの依頼を請け負い、その報酬を得ることで運営される。
加盟するメリットはヒトにもよるが、バックに大きい組織をもつことができるのが醍醐味だ。

組織によっては掛け持ちを許可していたりと特徴も様々。
土地柄によっては大人数での行動を制限している場所もあったり、組織間にも因果関係があって対立があったりと、残る課題も多々ある。