Atradium

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ロストテクノロジー

歴史のはぐれもの

《世界各地で発掘される、場違いなアイテムの数々について》
発見された場所にまつわる伝説や歴史を広げても一切該当せずに、場違いな雰囲気を放つ建造物や造形物、模様、文字、化石などがある。これを総称してオーパーツと呼ぶ。


オーパーツは世界各地のあらゆる場所で見つかっており、
その不気味な存在故に呪われていると軽蔑するもの(1)
異界の能力を得る鍵と信じ崇めるもの(2)
以後の文明に取り込もうとするもの(3)
誤ってその力が発揮されて何らかの作用を受けるもの(4)
人知れず効力を発揮しているもの(5)
など、様々な扱いをされている。

(1)彫り込まれた装飾やオブジェクト自身のバランスなどの外見的特徴と、発見された場所の伝統によるものが多い。頭骨や死神をモチーフにしているものは大抵こういった扱いを受けるようだ
(2)原理がわからない作用を持っているものが対象とされやすい。発光する、浮遊するなど。造形的には球体や扉の形を模すものが多い。翼や天使の輪を持っていたり、振動するものも見つかっている
(3)瓶や碗などの形が多い。金属などでは加工手段を再現することで文化レベルが飛躍的に向上することがある
(4)多数の報告があげられており、別紙にて報告する。
(5)短い期間で大幅な技術革新や生態系が変化している場合にはオーパーツの影響の疑いがある。
吉と出るもの凶と出るもの五分五分だ。全てのオーパーツをひとくくりにして正体を定義づけることは不可能に近い。