世界の意志を宿す”器”として造られ、使用された懐中時計シリーズのうちのひとつ。

外見は、ロケットのついた懐中時計。
ちょっとマニア志向になっているが、見栄えは普通の懐中時計となんら変りない。
ただ、世界の”器”として機能するためにちょっとした細工が施されている。
その機能は多種多様だが、一部紹介しよう。

【金の懐中時計の機能】

壊れない

世界の”器”が壊れれば、それは世界の死へと繋がるため、壊れない。
（正確には「壊れない」では語弊があるが）

その世界での時間統一化

この時計が意志を宿したときに、すべての時間がこの時計に設定されている針と同じ時間になる。故に世界は時計と共に時間を流れていく。

STL（Save To Load）

時計の持ち主に選ばれたモノは、死亡した際にその記憶の中で最も印象に残っている記憶を読み込み、その時まで世界を戻す。

他にも、無寿命になる、組み立て分解が手軽、物質量を変更できるなどがあるけど、挙げていけばキリがないので説明はここまでで。

金色意外にも懐中時計があるけれど、能力は多種多様十人十色。共通もあれば相違もある。この説明はまた違う文献で。

それでは、またお会いしましょう。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　byナナシ・サン