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解術・分析ならおまかせ!読術師

巷では最近呪術の取得が流行っているという噂を聞きました
まったく嫌なブームの時代ですね。物騒なので早く過ぎ去って欲しいものです


し・か・し!

願ってばかりで何も行動しないことは非常に危ない!
ブームの種が種だけに、いつ何時あなたに呪いが回ってくるのかわかりません
かかりつけの医者・ヒーラーに加えて、読術師も連絡先に加えてください!


憑いているすべてを見極める

読術師とは、あなたに影響を与えているあらゆる「現象」・「術」・「効能」を診て、そして告げることを専門としています
解術のための試薬を処方したり、副作用を打ち消すアイテムを提供する方や、分析結果を元に的確な魔法をかけて呪いを祓う方もいますが、どちらかといえばこちらは専門外としている読術師が多い傾向にあります
一般的には、何が悪影響を与えているのかの結果を知らせ、そのカルテをもって患者は別の専門家の元へ紹介される流れをとっています
呪いを解く専門家、除霊の専門家、病気の治療の専門家、それぞれに特化した方に診てもらうことが最適でしょう。
怪我をしたときに診察する内科と、実際に手術を行う外科といった関係であると考えるとわかりやすいでしょうか


徐々に増えてる読術師

読術師が分業でこういった仕事を行うことで、現場で治療をするヒトの力を温存することができるので、より多くの患者を治療できるようになるメリットが大きく、大国の部隊などでは積極的に採用が始まっているようです
現在もっとも有力の読術師は、”ダグーネ・イルツァリオン公国”直属の冒険者ギルド「ハンヌファッジ」で治療チームのリーダーと偵察チームのとりまとめ役を兼任する大男「ビーツ=ナークタス」氏でしょう
彼の目に読めない超常現象はあり得ない、彼の目こそ「千里眼」だと称されるほどで、休暇になると1000人を超える弟子入り希望者に取り囲まれる日々を送っているのだとか。
彼をかかりつけにするのは難しいでしょうが、その弟子の方々も相当な実力者。門下生でも十分な見極めができるでしょう。