Atradium

CC-LICENSE BY-NC-SA クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
copyrights 2012 Atradium

4面展開予言術

左目に過去を右目に未来を

わたくしリツハレムは過去と未来を見る目を神より授かりました。
迷える人を救い給え、苦難するものに助言を与えよ
わたくしはこの力を用いて、皆様に予言を詠ませていただいております。



流派について

予言には様々な流派があるとききます。
わたくしは自身、いえ暗示をいただきました神のみを信じてここまできましたものですから、他の方々の予言がどのような手段によって詠まれているのか詳しいことを存じ上げませんが、わたくしの予言は他の方々から「4面展開予言術」と呼ばれております。


この世のものを構成する原則は、よこ・たかさ・おくゆきであるといわれています。
この3つの軸が合わさることで、空と、大地と、海が成り立っているのです。
4面展開予言術では、この原則に内側への「ふかさ」を足すことで、3原則では映しきれないあらゆる情報を浮かび上がらせることができるのです。
それらを未来と過去と現在にしっかりと分類をしていくと、いくつか2種類にまたがっている、どっちつかずの時間軸の情報が取り残されます。
これが「ゆがみ」と「ねじれ」です。
ゆがみとは現在と未来、ねじれは現在と過去を繋ぐトンネルです。


トンネルを見つけることができたら、そこから神より授かりましたこの目を用いて、光を探していきます。ふかさを足した視界では、3原則では捉えられなかった色の波長が見えるようになり、時折不可思議な発色をした箇所を見つけることができます。
この場所にはまた様々な記述が刻まれております。
ただ未来や過去のすべてを知らせることは神により禁じられており、わたくしにはすべての文字を読み上げることはできませんので、この制約を受けない範囲でとりだして、皆様の理解できる言葉に翻訳してお伝えするものが「予言」となるのでございます。


つたない説明でもうしわけございませんが、これにてわたくしの予言の説明を終わらせていただきます。
迷えるのであらば私の目がお力添えになれれば幸いでございます