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便利な分心術をマスターしよう

分心術の使われかた

分身術は比較的認知度の高く、応用・融通の効く万能魔法として親しまれています。
しかし分身の手法は大きく3つに分類され、それぞれがメリットでメリットを抱えていることまでは、意外にも知られていないようなのでここにまとめておくことにしましょう。



■シャドー(ミラーとも)

最も多く使われる分身の方法。
術者と同じ容姿の「残像」をつくり、敵の目を欺く術ですね。
実体を持たないので衝撃を受ければ消えますし、物に触れることもできません。
一方術者にかかる負担が小さいので、敷居も低く、覚えておいて損はありません。


■クレイ

高度な術です。この術が扱えるなら弟子を受け入れるくらいの実力もあるのではないでしょうか。
シャドーとは異なり、実態を持つ分身を生みます。
少しばかりの魔力を分け与えておくことができるので、挟み撃ちや連携攻撃など、ちょっと進んだ戦術が組めるようになります。ただし、行動パターンは事前にすべて設定しておかなければなりません。
一定量のダメージで消えてしまいますが、実体があるので物の回収に低リスクで向かわせることもできますね。幅広く応用ができるので、可能であれば取得したいですね。


■セパレート

最上ランクの分身術です。これが会得できるなら魔術師としての行動範囲を広げることも検討されたほうがいいのではないでしょうか。
クレイは人為的に作られた「偽物」の体を使いますが、セパレートでは本当に術者を「分身」させます。精度が高ければ個々の能力もほぼ100%発揮できますし、すべてが意のままに操れます。熟練を重ねれば分身すべての「感覚」を共有することもできるので、非常に優れた情報収集手段を得ることができます。
ただし、2体になれば2倍、3体になれば3倍の疲労を被ることになるため、長時間の利用はできません。戦闘で用いるのであれば、まさに切り札です。
なお、分身同士での会話はできませんので、あくまで作戦会議は自身一人の頭で行うことになります。


いかがでしょう。
おそらく、大半の方が「シャドー」のみを利用されているでしょう。
この機会にぜひレベルアップを目指してみてください。多くのギルドで分身術は求められるスキルになりつつあるので、覚えておいて損はありませんよ!