怖いのはいやだもんっ☆

魔法を起こす呪文は、みんなぶつぶつとひとり言を言うみたいで、端から見たら不気味です。
だから私は、もっと魔法が華やかな存在になって欲しいなぁと思って、提案します！

魔法は歌って解き放とう☆

昔から歌っていうのは、思いを伝えたり感覚を共有したりすることに使われてきたんですね。
考えてみれば魔法っていうのもよく似ているんじゃないでしょうか。
助けたいから回復呪文が使えるのであって、燃やしたいものがあるからものが燃えるんです。

じゃあもっと思いを伝えられる手段を組み合わせたら、効果も上がるし、
きっと見栄えも良くなるじゃないですか。
淡々とした呪文も、リズムとメロディがあれば覚えやすいし、唱えるだけでちょっとワクワクできるって思うんです。
もし歌いながら魔法が使えたらきっと楽しくなれるし、なにより周りのみんなが気持ちをひとつにできることってすごく素敵なことだから、こういうのが少しずつでも広がっていくといいなぁって思うんです

わたしは、この歌う呪文を「歌唱術」って呼ぼうかと思います。
薄暗い色のローブに身を包む魔術師さん、その不気味な容姿を覆すチャンスですよ！みんなで薄暗い魔法のイメージを覆しましょう！