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[アイビーヒュドラ]
▽概要
魔法陣から、魔生植物「アイビーヒュドラ」を生やします
アイビーヒュドラは強力な縄張り意識を本能に持つため、一定距離内に侵入したものを容赦なく攻撃します
9本のツタを巧みに操るので、戦闘は予測不能な動きによって翻弄されるでしょう
▼CAUTION!!
この魔術の発動には、複数の条件が課せられています。条件をクリアしない環境下での術の展開は非常にリスクを伴いますのでご注意ください
・この魔術の展開には複雑な魔法陣の描写が必要になります(中央魔法学部基準:第2級準拠)
・この魔術によって発生する「魔生植物」は急激な成長を行うため、それに耐えうる肥えた大地に陣を描く必要があります。不足分は術者の精神を利用します
・この魔術によって発生する「魔生植物」は知性を持たず、本能のまま攻撃を続けます
・この魔術によって発生する「魔生植物」は完全に破壊されるまで成長と攻撃を行い続けます
▽特徴
魔法陣の完成から10秒程度で成体にまで成長します
時間経過とともにさらに成長していきます
9本のツタのうち1本は不死で、たとえ切り刻まれても瞬時に回復が可能です
トゲには毒性があり、神経系に麻痺作用を及ぼします。成長すると幻覚作用も生じます
▽特記事項
植物ですので火の元に注意してください(燃焼することで完全に破壊されてしまいます)
実を結んでも食用には適しません
▽伝承の神獣ヒュドラとの関係性
古書と神話にのみ記録がある神獣「ヒュドラ」と同じ特徴を持つことからその名がつきましたが、あまりにも合致しすぎる特徴と弱点からより深い関係性が疑われています
魔法陣の発案者が悪名高い魔術師「エウリュステウス」であることも疑問を彷彿させる大きな要因と言えるでしょう