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二種類の円形

魔法陣には真円と楕円の二種類の円形を使うことができます。形が違えば効果も使うタイミングもだいぶ違ってきます。では真円と楕円ではそれぞれどう違うのか、その違いを説明しましょう。



【真円型】

真円を用いた陣は一般的に使われている真ん丸な円のことです。専門用語を使って呼ぶならば「召喚円」と称される円で、円のなかに様々なデザインを書き入れてその事象を召喚するのが主な用途となります。
綺麗な円を描ければ、力の循環が安定してより一層術の効力を強めることができます。



【楕円型】

楕円を用いた陣はあまりポピュラーではないと思います。長細い円のことです。専門用語を使って呼ぶならば「防護円」と称されます。その効果は対象が円の中にいることで発揮されます。
では、どうして楕円型をみたことが少ないのか。それは楕円という形の特色に現れています。楕円はどんなに伸ばそうが円としての機能が果たされていればいいので、多くの物に違和感なく溶け込ますことができます。そのため世間では多く使われているのに気が付きにくいのです。
例えば子どもが遊ぶための広場やグローブジャングル(球状の鉄柵)、ゆりかごやマジックポットなどです。どれも具体的な描写がされていない楕円陣ではありますが、その”円”としての作用はちゃんと働いており、大きな障害から身を守っているわけですね。