変異と異変

オーパーツの影響による変異・異変の報告
〔６０３ 時間〕No.90307 （４）で挙げた、オーパーツに作用されたものについての追記。

未だ謎深い特異物質

オーパーツはその地にないもの（力）を持っている特異な物質であり、その性質や効力については解明できないことが多い。知らず知らずのうちに効力が発揮されていて、その影響をライフや空間自体が受けることも珍しくない。
ここでは、何らかの影響を受けて本来とは異なる性質を持ったもののことをパーバートと呼ぶ。

オーパーツを手にしたものが影響されてパーバートとなる場合、その地にはあり得ない能力を発揮することから自身の制御を失うことが多い。このため、パーバートに変異したあとは魔獣となる確率が高い。
得られる能力はオーパーツによって異なる。例としては魔法の会得や体質の変化など。意思に影響が出た場合はエフィル：リフスへと変異が連鎖する場合もあるようだ。

空間自体に影響が出ることもある。これは生態系や地質への変化が主として発現する。
平地であった場所が山岳地帯になったり、吹雪が吹き荒れる中に熱帯が誕生するなど、まるで他の土地をその場所に持ってきたかのような事例が起こりうる。
生態系が変化すると、周辺の環境も変わってくるため、柔軟な対応ができる文明がない場合は絶滅することとなる。

オーパーツの光と影

以上が、オーパーツによる「悪影響」であるが、逆に「好影響」を与えるケースもある。

ライフの体質が変異して、特定の事例に対する耐性が生まれたり、能力の増強（制御できる範囲）や特殊能力の会得などがその例である。
変異は継承されるものもあるらしく、一部では絶滅危惧が心配されていた種も復活を遂げている。

空間での影響の場合は、活火山が沈静化して住環境が整ったり、土地が他と隔離されることによって外来種の接近を防止したり、汚れた空気が浄化された例もある。

一度変化すると元に戻ることはまず無いようで、その変化を未来永劫持ち続けることにもなる。
また、変異に対する強い欲求があると、オーパーツはそれに反応して応えることがあるようだ。