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コンシェス・ドレイン
深い深い森の奥には魔女が住んでいます。
その魔女が植えたのか、それとも植わっていたから魔女になったのか。
日陰に咲く万年の蕾「コンシェス・ドレイン」
《もっともエフィルに近いライフの植物》
各地に散らばるリーフマスターが出したコンシェス・ドレインのまとめは、
・良心を喰らい成長する
・日光や熱に弱く、すぐに日に焼けてしまう
・根や茎は強く、焼けない限り瞬時に再生する
・花はひらくこと無く、永遠に蕾のまま
・虫が葉をかじると凶暴な魔獣へ変異することがある
・根を自在に操り旅人を蕾の元へ導く
《無限の良心の結晶》
否定的なリーフマスターの見解に対して、錬金術師達は肯定的な意見をまとめています
・蕾は合成の素材として大きな価値がある
・大きく成長した蕾ほど大量の「良心」を秘め、能力が高い
・武器や防具と併せることで対魔獣戦の効力の増加が見込める
・ハスクタイプのエフィルに与えるダメージが増加する
・合成に光の吸収を押さえるガラス片を加えると効力が長持ちする
《枯らさず育てずを見極めること》
一方で旅人ギルド「デイウォーカー」は上手な付き合い方を提唱しています
・育つには周囲の良心が必要なため、対策を立てずに近づかない
・生息地帯は深い森の影が濃いところのみなので近寄らない
・蕾もしくは根に良心を吸い取る器官があるので、蕾回収後は速やかに密閉する
・長期間の所持は密閉していても危険なので早めに処理する
・合成素材に用いる場合、焼けてしまうと効力が失われるので気をつける
・保管と運搬に最適なのは黒塗りした瓶
吸われてしまったココロは取り戻せないので、細心の注意を払いましょう。