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一般的な包帯ホウタイマキマキ
エフィル:ヴォーナ(屍)のホウタイマキマキ
冒険者であれば誰もが一度は遭遇したことであろう種族の特徴をまとめた。
「ホウタイマキマキ」
直立2足歩行
体高:80~220cm
全身が包帯で巻かれ、包まれている。包帯の色や一本あたりの長さは多岐にわたる。
包帯を解くと黒煙を上げて消滅してしまうため、その内側がどうなっているのかは定かでない。例として爪と牙の目撃情報がある。
単体から20体前後の少数で群れをなす。
連携を取ることはなく、あくまで群がっているだけの単体。移動は直線的で柔軟さはない。
包帯の末端を伸ばして絡めてくる「束縛系」の技を主として使う。自由を奪われるうえに間合いを詰められるので連続攻撃に注意。またこの技には「噂」が存在する(後述)
火気と水気に大して非常に臆病。引火するとさかんに燃え、濡れると能力が極端に落ちる。
包帯は清潔である状態を好む。泥やインクで汚すとその場から逃げていく場合もある。
遭遇する頻度の高いエフィルなので、冒険に出るときは護身目的を兼ねて火種とペンを持ち歩くといいだろう。
近似種:ホウタイグルマキ
外見的な差は殆ど無いが、行動パターンや能力が包帯マキマキと大きく異なる。
比較するとグルマキは知性が高く、連携を組み、環状に移動をする。
その他詳しくは別途文献を参照していただきたい。
包帯に巻かれる噂
ホウタイマキマキの得意技である「包帯巻き」は、通常行動を制限する束縛目的でのみ使われるが、稀にそのまま包帯を伸ばして巻きつけてくる場合がある。このまま全身が包帯に巻かれきってしまうと、そのライフはホウタイマキマキに変異してしまう。
右巻きと左巻きの噂
ホウタイマキマキを構成する包帯の巻き方は、右巻きと左巻きに分かれている。両方の巻き方が混在する個体は存在しない。
右巻きはオスで攻撃的で、左巻きはメスで警戒心が強い。
ライフに攻撃を仕掛けてくるホウタイマキマキは、対象となるライフの異性のホウタイマキマキらしい。