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ウォーリアーレパード

筋肉質で屈強ながら、俊敏に荒野を駆けるハンター

といったら彼らウォーリアーレパードのことだ



ウォーリアーレパード族は、何千年か昔の先祖が険しい神山に修行に入り、肉体に対する悟りを得たことでレパード種から派生した、正真正銘の怪力部族だ。
悟りはDNAの中にしっかりと刻まれて、現在の代にもそのまま色褪せることなく継承されている。
その主たる特徴は、赤色の三白眼と他の族よりも短く幅広の耳、そして短い尻尾と強靭な筋肉だ。先祖の悟りは接近戦に対する能力を求めて肉体を変化させた、という記録がまさにそのまま反映された肉体美である。


毛皮は体温調節には向いておらず、打撃を受け流すことに重点を置いた構造を持っている。撥水性能も高いため、雨天時や水辺でも動きが鈍ることはない。
弱点となる体温調節は、自らの意思で大方制御が出来る技術を持っている。
筋肉は全身にバランスよくついているため、脚力も高く足は速い。


基本的に1対1の戦闘を好む習性を持つためパーティに誘うのは難しいかもしれないが、非常に高い身体能力を支援できる魔術師やヒーラーが見方にいるのであれば、良いチームが組めるであろう。また、彼らは心が広く穏やかであるため、荷物持ちなども率先して引き受けてくれるかもしれない。


ウォーリーアーレパード族では男性も女性もお互いを特別意識する文化がなく、各々を証明できる唯一絶対のものは自身の肉体から生み出す打撃のみである。よって、相手が誰であろうと常に全力で、分け隔てない対応をとる。むしろ特別扱いをうけたり戦闘において「引く」ことを要求されることを酷く嫌うことを理解しておく必要がある。