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フェアリールの銀の羽

フェアリールでは年に数回お祭りや雨乞いや豊作を祈願するイベントが行われているのですが、これはみなさんもよくご存知ですよね!トトリオの生活は御神木でありシンボルであるフェアリールにとても密接な関係がある、これもわざわざ書くようなことでもないですかね!
では、こんな話はご存知でしょうか?



ひらひら舞い落ちる銀色の羽根

フェアリールでひらかれるイベントの中でも特に規模の大きい、数年に一度の例祭が無事に終わりを告げてようやく人々が静かに寝息を立てる頃になると、フェアリールの根元に大きな銀色の羽が落ちてくることがある、というものなのです。
・・・そうです、フェアリールどころかトトリオの何処を探しても、3~40cmもの大きさの、純銀の輝く羽をもつライフは存在しないのです。「例祭」という巨大イベントだけに、遠くからその羽の持ち主の方がいらっしゃっている可能性もあり得るのですが、群集に紛れていてもすぐにわかりそうな特徴のある羽が、これまで何百何千年という歴史の中でまったく目撃情報がないというお話です。

トトリオの伝承では、大樹にはそれぞれ自身を守る巨大な怪鳥:幻獣が宿るとされていることから、この羽はもしかしたらフェアリールを守護する幻獣の羽なのかもしれませんよ~。ロマンチックですね!!

※大樹を守る幻獣は、大樹自身とそれを取り巻く大地から生まれて、幻獣は務めを終えると再びあるべき姿に還るといわれています。
この伝承もとっても奥が深いので、興味をもたれた方は是非調べてみてください!