Atradium

CC-LICENSE BY-NC-SA クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
copyrights 2012 Atradium

西の秘境:マメリカ帝国

西の地に存在する広大な大陸「マメリカ
大地の肉と謳われるほど豆の産出量が多いこの地のちょっと変わった文化をご紹介


まずはこの大陸の有名なプレースを見ていこう。
ご覧頂ければすぐにわかると思うが、地名には豆の品種名を用いるのが特徴だ。
ただし注意してほしい。地名と生産される豆の種類には関連性は無いのだ。

【ソラマメ・フィールド】

 大陸中心部の小高い丘を囲むように広がる緑豊かな土地だ。
 西と東に繁華街がある。移動にはアイビートロッコ(後述)を用いると快適だ。

【エダマメ・プラトー】

 大陸北側の高原は冬は銀世界に、夏は湿原へ姿を変える。
 季節ごとに種類の違う食糧が生産されるため、他には見られない食文化が広がっている。

【ダイズ・バレー】

 ここぞマメリカ大陸の首都!大地の肉の畑の肉!
 女帝マメリカ=アンジー=トーリー3世の《トーフ・キャッスル》が鎮座する。
 城下町には非常に多くの情報が流通しているので旅人は一泊していくといいぞ!

【アズキ・キャニオン】

 南部の山岳地帯と《トウニュウ湖》を含むエリアだ。
 綺麗な水と豊かな森林が今日のマメリカの食を支えていると言っても過言ではない。

【エンドウ・ケープ】

 西の果ての港町。海を渡ってくる外来種の豆や情報はここでいったん蓄えられる。
 通な情報はここが一番集めやすい。

《オカラ城壁》

 エフィルや魔物による首都への襲撃に備える為、ダイズ・バレーを囲むように建設された城壁。
 おからの名の通り形は一定ではない。普段は地面にとけ込むように隠れているため、マメリカ帝国が威圧的な雰囲気を放たないようになっている。

《ショーユ要塞》

 うすくち、こいくち、たまりの3層構造を持つ頑丈な要塞。
 まったくタイプの異なる兵士を反発させることなく配置できるバランスのいい構造が売り文句。

《ミソ堡塁》

 白と赤がある。マメリカ各地に点在し、場所ごとに違った風味を漂わせる。
 見張り台を兼ねており、マメリカの戦闘の動向はここから始まる。

ここで紹介したプレースは比較的大きいものばかりだ。
他にも賑やかな場所や見所溢れる場所は山ほどある。大陸に立ち寄ったときにはぜひとも国中を見て回って欲しい。
そんなときに役に立つのが、マメリカ帝国国内に張り巡らされた移動交通網《アイビー・トロッコ》だ。

《アイビー・トロッコ》

これは女帝マメリカ=アンジー=トーリー3世が考案・開発した画期的な移動手段で、国内全体を覆う豆の根っこをネットワークとして利用する仕組み。利用者またはスタッフがこれに働きかけることによって根の活動を活性化し、物質の移動を行えるだけの容量を確保するというものだ。
わかりやすく片付ければ、根っこの中を伝って超高速でどこにでもいけちゃう交通網のこと!!
素人君でもインストラクターが常駐しているから安心して利用して欲しい。虜になるぞ!

《バイン・トロッコ》

アイビー・トロッコをマイナーチェンジした新しい交通手段。
アイビー・トロッコの利用者が増えすぎて回線が混雑した際の非常用回線として、主に国の上層部が利用する。
現在はまだ研究・開発の段階のため、一般人が無断で使用すると怒られるぞ!


ところで

諸君はマメリカ帝国の頂点、マメリカ=アンジー=トーリー3世についてどれほど知っておられるのだろう?
上記に記した限りでは「科学者」というイメージを持つものも多いのではないかと思う。
しかしそれは大きな勘違いだ!彼女の素顔は恐ろしいほどの脚力を宿した「体育会系」だ!!なんと厚さ1メートルにもおよぶ鋼鉄を容易くゆがめると言うから驚きだ。戦争でも第一線に自ら躍り出て敵をなぎ倒していく好戦的な性格である。
そんな女帝を崇拝して、国内では年に数回国民の筋力向上を図る祭りが開かれている。
残念ながら異国民には非公開とされているためここでは紹介できないのだが、これもなかなか面白いものだ。

もちろん、国民は戦争など望んではいない。皆が彼女についていくのは、その指揮力と開発力あってのものだろう。


ちなみに国内に伝説資料館は3ヶ所ある。現在は期間限定でスタンプラリーを開催しているので、おたちよりはお早めに。3つ全部集めると素敵な景品と交換できるぞ(詳細はマメリカ国内の資料館またはスタッフまで)