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虹のファンタジア

「七色の伝説」とも呼ばれ、多くの物語の根幹となった巨大なストーリーがレインボーファンタジアだ。
子供向けの童話から大人向けの小説までさまざまな作品に影響を与え、多くの作中に関連する用語が登場しているため聞き覚えのあるヒトも少なくないだろう。



 《かつて虹の麓には宝があった》

 それは 「神」が造り上げた神器とも、「精霊」が姿を変えた宝玉とも、「先駆者」が残した財宝ともいわれ、これらは万物全ての要素を掛け合わせた「唯一無二」の存在であるとも、個々に独立で点在するいわば「宝の山」だとも呼ばれた。(虹の色の数がそうであるように、総数など誰にも知る由は無いだろう)

レインボーファンタジア自体は至って単純。上記のタイトルと内容一文の記述ではじまり、それで完結している。


現代に伝わるのは、その宝の在処、その宝を見つけるまでの物語、宝の入手方法、宝を手にしてからの物語、そして宝の正体に至る、ありとあらゆる伝説。
どれが事実でどれが虚構か、あるいは全て事実、もしくは虚構。
しかし冒険者にとってそんなもの何の価値も持たないだろう?
キミが旅に出る理由は、「伝説」があるから、だろうから。