Atradium

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ネビュラファランクス

空のはるか上に住む漆黒の衣に包まれた神、もしくはその眷属。
戦うことを愛し、美徳とする。強さを求めるものには進んで手を貸しその呼び声に応えるが、恐怖に怯え敗北に打ちひしがれるものには容赦せず、裁きの鉄槌を下すこともある。
戦法は密集した陣形を作り、一丸となって対抗勢力にぶつかっていく真向勝負を好む(多対一でも構わない)


その訪れは判決のために

自身が住まう空の領域が外部から脅かされないよう、常に直属の部下たちを集めて鉄壁を築いている。その様は地上から見上げると黒煙のように見える(まれに「霧」や「靄」のようにも見えることもある)ことからしばしば災いの神と扱われる。このときネビュラファランクスはその黒煙をみたライフたちの反応を伺っており、力を与えるか裁きを下すかを判断するのだという。結論が直ちに生まれず悩む場合は自慢の兵士を送り、直接武器を交えて答えを伺うこともあるのだとか。
兵士たちの基本装備は盾と槍。装甲は厚く生半可な攻撃には動じない防御力も自慢である。

もっとも大事なことは、ネビュラファランクスにとって一番大切なことは「勝敗」ではなく「勝負」そのものであるということ。
実は神である彼が「敗れる」こともあり、その場合は勝者に更なる力が与えられることを約束する。こうして自信を得た誰かが戦いに身を投じるようになり、やがて戦うことを生業とした者たちを導いてゆく。